DX人材育成の促進に向けて富士通株式会社と連携 〜「富士通ソフトウェアマスター」の認定を目指す技術者向けにAIオンライン教材の提供開始〜
2020年12月4日
株式会社zero to one(本社:宮城県仙台市、代表取締役CEO 竹川 隆司、以下:zero to one)は、富士通株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:時田 隆仁、以下 富士通)が認定する「富士通ソフトウェアマスター」の対象技術領域にAI分野が追加された(*1)のにあわせて、認定を目指す技術者向けにAIオンライン教材の提供を開始いたします。
「富士通ソフトウェアマスター」とは、デジタル・トランスフォーメーション(DX)を実現するために必要となるソフトウェアにおいて、従来技術に加え、デジタル技術や開発手法を、適切かつ効果的に活用するための技術力を富士通が認定する制度で、ソフトウェア技術者を対象に様々な試験を実施することで、その合格者に対し富士通が資格を認定しています。2002年より認定を開始し、現在約5万人の認定者を輩出しています。このたび、資格分野に新たに「AI」を追加、その教育コースを提供するにあたり、当社の「AI」分野での教育コース提供が実現いたしました。
zero to oneからは、「人工知能基礎&G検定実践問題集」、「G検定実践トレーニング」、及び「JDLA「E資格」向け認定プログラム」といった日本ディープラーニング協会(以下「JDLA」)の検定・資格取得向けコースを提供。受講生に、ジェネラリスト検定「JDLA Deep Learning for GENERAL」(以下「G検定」)、及びエンジニア資格「JDLA Deep Learning for ENGINEER」(以下「E資格」)の合格を目指していただき、合格すると、それぞれ「FUJITSU Certified Professional AI」、及び「FUJITSU Certified Master AI」といった、富士通ソフトウェアマスターの資格が付与されます。加えて、「自動運転システム構築エンジニアリング」など、AI分野のより実践的なコースの提供も行ってまいる予定です。
近年、企業におけるDXが急速に進んでおり、そのDX実践のために、AIなど先進ソフトウェア技術を持った人材の育成が急務となってきています。同時に、年初からの新型コロナウィルス(COVID-19)の感染対策で、リモートワーク推奨や外部研修への参加自粛などの動きが広がるなか、オンライン教材の活用は、より一層拡大しています。zero to oneはAI分野のオンライン教材を長きにわたって提供してきた知見を活かし、今回の連携を機に、日本企業のDX人材育成促進をさらにサポートして参ります。
*1 詳細は以下富士通ホームページをご確認ください。
https://www.fujitsu.com/jp/products/software/resources/swmaster/appealcontents/ai
【「人工知能基礎&G検定実践問題集」の概要】
・内容:JDLA「G検定」に向けて、ビデオ講座と確認テストで基礎固めを行う「人工知能基礎」と約900題の練習問題を収録した「G検定実践トレーニング」を同時受講できるプログラムです。基礎学習から実践練習まで、「G検定」を目指す方におすすめです。
・監修(人工知能基礎):松尾 豊 東京大学大学院工学系研究科教授
・URL:https://zero2one.jp/product/ai-basic-g-training
【「JDLA「E資格」向け認定プログラム」の概要】
・内容: JDLA「E資格」の受験資格を得るために修了が必須となる「JDLA認定プログラム」です。主にビデオ教材とクラウド型演習からなる非同期型・完全オンライン教材で、「機械学習」、「ディープラーニング」の順に全課題を修了していただき、最後に補足説明と練習問題集からなる「E資格パッケージ」を修了していただくと、「E資格」の受験が可能となります。
・監修(機械学習):岡谷 貴之 東北大学大学院情報科学研究科教授
・監修(ディープラーニング):松尾 豊 東京大学大学院工学系研究科教授
・URL:https://zero2one.jp/jdla-e-shikaku