プレスリリース:zero to oneとグリッドが機械学習のオンライン教育分野で連携開始
2018年9月5日
株式会社zero to one(代表取締役CEO 竹川 隆司、本社:宮城県仙台市、以下zero to one)と株式会社グリッド(代表取締役 中村 秀樹、本社:東京都港区、以下 グリッド)は、グリッドのReNomチュートリアルの一部を、zero to oneのオンライン教育プラットフォーム上で公開し、機械学習のオンライン教育分野での連携を開始します。
デジタルトランスフォーメーションが加速する中、企業ではAIエンジニア不足が大きな課題となっています。また、多くの企業が、新たな人材を採用しようとしても、ハイレベルなプログラミングスキルや数学や統計学の知識を有する人はごく一部のため、世界中でAIエンジニアの争奪戦が過熱しています。
本連携において、機械学習/深層学習 AI開発プラットフォーム「ReNom」を開発・提供するグリッドと高度IT人材育成を行うzero to oneは、AIエンジニアの教育・育成に向けて、グリッドのReNomチュートリアルの一部を、zero to oneのオンライン教育プラットフォーム上で公開し、双方の教育コンテンツを融合することで、技術的な底上げを実現する取り組みを開始します。
本連携開始に伴い、zero to oneオンライン教材「機械学習」の理論と実装の基礎を学んでいただいた受講生に対して、機械学習/深層学習 AI開発プラットフォーム「ReNom」を用いた実装例にも触れていただくことにより、実際の業務で活用していただくための選択肢を広げ、スキルセットを高めることが可能となります。
■機械学習オンラインコース(標準期間:3か月)の特徴について
機械学習コースは、全8ステップで機械学習に関する各種概要をビデオ教材にて解説を聞き、演習で実際にコードを書きながら学習することができます。
[ステップの詳細]
ステップ1:イントロダクション
ステップ2:回帰
ステップ3:分類
ステップ4:ニューラルネットワーク
ステップ5:機械学習モデルの実践に向けて
ステップ6:サポートベクトルマシン
ステップ7:教師なし学習
ステップ8:ディープラーニング
[メリット]
1. 機械学習初心者でも、順を追って理解できるように、各ステップ内も細かくコンテンツに分かれているので、段階を踏んで進めることができる。
2. ビデオ教材や演習など全ての課程をオンラインで行うので、好きな時間に、好きな項目から始められ、何度も繰り返し学習することができる。
3. 自動採点機能により演習に対する採点が直ぐに確認できるので、その場で理解度のチェック及び進捗管理ができる。
4. AIを開発する上で基盤となる統計やプログラミングに関する知識は、ビデオ教材の中で図解を交えながら解説しており理解を深めることができるので、実際に学習する際には基礎を理解した状態でAI開発に取り組むことができる。
5. オンライン教材に掲載されていないReNomチュートリアルを合わせて学習することにより、YOLO、SEGMENTATION、U-NET 等の複雑なアルゴリズムを実装することができるようになる。
両社は、引き続き、AIビジネス推進コンソーシアムでの活動はじめ、実践的なAIエンジニアの教育・育成に向けた様々な施策を検討、推進し、AIエンジニアの教育・育成に貢献して参ります。
■ReNomチュートリアルについて
ReNomチュートリアルとは、Webサイト「ReNom.jp」において、AI開発に必要なスキルセットを解説とソースコード含めて公開しています。機械学習の経験が少ないエンジニアでもモデル構築が可能で、企業内のエンジニア教育・育成にも役立つツールです。(http://renom.jp/)
■zero to one機械学習オンラインコースの概要について
タイトル:機械学習オンライン
内容:機械学習の基礎について、ビデオ教材とクラウド型の演習を通して学ぶ、オンライン教材
構成:ビデオ教材、確認クイズ、プログラミング演習などで30〜50時間分
対象者:機械学習を業務で活用したいエンジニア
ReNomチュートリアル提供開始日:2018年9月6日
価格:IDあたり6万円程度
(3ヶ月コース、法人契約のみ、ID数により変動。オンラインでReNomチュートリアルを実行できる環境へのアクセスを含む。)
お申込・問い合わせ先:https://zero2one.jp/contact
ウエブサイト:https://zero2one.jp/
■イメージ図
<株式会社グリッドについて>
グリッドは、「インフ ライフ イノベーション」を企業理念として、人工知能を社会インフラや人々の生活に役立てようと、機械学習/深層学習 AI開発プラットフォーム「ReNom」を開発・提供しています。機械学習、深層学習、深層強化学習、TDAなどの多様なアルゴリズムを組み合わせ、社会インフラの様々な課題解決事業を展開する、テクノロジーベンチャーです。(https://gridpredict.jp/)
<株式会社zero to oneについて>
zero to oneは、「社会とともにイキイキと行き続ける力を引き出す」を企業理念に、先端技術分野の人材育成に向けて、オンラインを中心に教育プログラムの開発、運用を行なっています。「機械学習」、「ディープラーニング」が日本ディープラーニング協会の「JDLA認定プログラム」にも選定されるなど、特に人工知能分野の人材育成に強みを持つ教育ベンチャーです。 (https://zero2one.jp/)
※ 記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。
※ 記載されている情報は、発表日現在のものです。最新の情報とは異なる場合がありますのでご了承ください。
【本件問い合わせ先】
株式会社グリッド 広報担当 鈴木
e-mail:info@gridpredict.jp
株式会社zero to one 担当 竹川
e-mail:info@zero2one.jp