zero to one、AI・データ人材育成の促進に向けて東北大学への教材提供を開始 〜日本ディープラーニング協会「E資格」「G検定」取得を通し地域のDX推進を支援〜
2020年12月16日
株式会社zero to one(本社:宮城県仙台市、代表取締役CEO:竹川 隆司、以下:zero to one)は、東北大学の学生を対象に、日本ディープラーニング協会(以下:JDLA)認定のエンジニア資格「JDLA Deep Learning for ENGINEER」(以下「E資格」)、及びジェネラリスト検定「JDLA Deep Learning for GENERAL」(以下「G検定」)の取得を目指したAIオンライン教材の提供を開始いたしました。
zero to oneは、「社会とともにイキイキと行き続ける力を引き出す」を企業理念に、AIなど先端技術分野の人材育成に向けて、オンラインを中心に教育プログラムの開発、提供を行っています。「E資格」の受験資格を得ることができる「JDLA認定プログラム」提供事業者の1社として、国内企業を中心にこれまでにのべ300社、6,000名以上のAI・データ人材の育成を行ってまいりました。最近では、今年7月に仙台市による「仙台未来創造企業」の認定、11月には東北経済産業局による「J-Startup TOHOKU」の認定を受けるなど、東北を代表するスタートアップの1社となっています。
東北大学は、2018年に発表された「東北大学ビジョン2030」の中で「学生が未来社会に向けて備えるべき現代的リベラルアーツとしての実践的な教育プログラム」の1つとして、「AI・数理・データリテラシー教育」を挙げるなど、社会で活躍し得るAI、データサイエンス分野の人材育成を重点施策の一つと位置付けています。東北大学データ駆動科学・AI教育研究センター(所在地:宮城県仙台市、センター長:早川 美徳、以下:東北大学CDS)がその施策推進の中心となり、全学レベルでの教育プログラム提供や外部との連携を進める中、この度、産業界で活用が広がるJDLA「G検定」、「E資格」取得に向けたzero to oneのAIオンライン教材を提供するにいたりました。具体的には「JDLA「E資格」向け認定プログラム」、「人工知能基礎&G検定実践問題集」といったオンライン教材や東北大学の受講生向けマニュアルを提供、東北大学CDSは運営・管理に加えて学生メンターを配すなど、受講する学生の学びをサポートしています。本年度は、東北大学CDSの中で希望する学生数十人規模でスタートし、来年度以降は学内でのさらなる拡大を目指します。
JDLAの「E資格」、「G検定」取得者が、今や合計3万人を超えて全国レベルでの広がりを見せる中、宮城県内の取得者はそれぞれ92名、6名に限られるなど、東北地方でのAI・データ人材の裾野広がりは未だ限定的です。地方でのDX推進や産業活性化に向けてAI・データ人材の育成は急務となっており、zero to oneは今回の東北大学での導入を機に、大学や行政との関係を強化しつつ、地域人材の育成と産業の活性化に取り組んでまいります。
<メディア掲載>
日経新聞(2020年12月16日)
AI教材、東北大に提供 仙台のオンライン教育企業
【「人工知能基礎&G検定実践問題集」の概要】
・内容:JDLA「G検定」に向けて、ビデオ講座と確認テストで基礎固めを行う「人工知能基礎」と約900題の練習問題を収録した「G検定実践トレーニング」を同時受講できるプログラムです。基礎学習から実践練習まで、「G検定」を目指す方におすすめです。
・監修(人工知能基礎):松尾 豊 東京大学大学院工学系研究科教授
・URL:https://zero2one.jp/product/ai-basic-g-training
【「JDLA「E資格」向け認定プログラム」の概要】
・内容: JDLA「E資格」の受験資格を得るために修了が必須となる「JDLA認定プログラム」です。主にビデオ教材とクラウド型演習からなる非同期型・完全オンライン教材で、「機械学習」、「ディープラーニング」の順に全課題を修了していただき、最後に補足説明と練習問題集からなる「E資格パッケージ」を修了していただくと、「E資格」の受験が可能となります。
・監修(機械学習):岡谷 貴之 東北大学大学院情報科学研究科教授
・監修(ディープラーニング):松尾 豊 東京大学大学院工学系研究科教授
・URL:https://zero2one.jp/jdla-e-shikaku